ジャッキー。
今日。昔、飼っていた犬を思い出した。
小学2年か3年の時。家の土地、プレステ2、大型スーパーのガラガラの金賞や銀賞を多数獲得という強力なヒキを持っているアネキのくじ引きで当たった犬に、オレが「ジャッキー」っていう名前をつけたんだ。
ジャッキー・チェンからとってさ。そん頃ファンだったから。
「ジャッキー」にしようか「チェン」にしようか真剣に悩んだのを今でも覚えている。ジャッキー・チェンといえば「ジャッキー」だけど、そん頃見てたのがポリスストーリーで
主人公がチェン刑事だったから、マジで迷ってた。。
中型の白黒の犬で、近所の人たちからは「クロ」や「のらクロ」って呼ばれてたけど、
アイツは紛れもなく 「ジャッキー」だった。
その名に劣らず、かなりの格闘犬で、よくオレとタッグを組んで仲間に攻撃してた。
まず 最初に オレが強引にジャッキーの口の中に手を突っ込んで下あごを掴み
その場にいる友達に 「ホラ、こいつ全然噛まないよ?」
と、おとなしい犬アピールをするわけ。
ジャッキーも 「やめてくれよ~」ってな感じで、引きながら軽く首を振るだけで 全然噛まない。
その場にいる友達に思わず 「そこまでしなくても」と口ずさませるデモンストレーションを行なった後
「触ってみれば?」
という 一声を投げかける。。
当然 無造作に手を差し伸べる友達
自分に触れる直前まで 尻尾を振って愛嬌をまくジャッキー(この技は本当に見事)
友達の手が ジャッキーに触れた瞬間
ウゥガオヴワヴッ!!!!!!!
っと ありえない声を出して 手を噛もうとするジャッキー。
友達は「うぅわ!!」とすぐ手を引いて逃げる。
繋いでいた鎖を引きちぎらんばかりに友達を追おうとするジャッキー。。
大爆笑のオレ。。
いや~~~ あの頃は暇だった!!
仲間内から格闘犬の称号を頂き、何人かジャッキータッチに挑戦していたけど、
中には噛まれて流血してたり、服を食いちぎられたやつもいたな。。
普段は全く吠えない犬で ほんと おとなしい犬のフリをするのが得意なヤツだった。
極寒の新潟の冬を何度も外で越していて
あまりにもヤバイだろうと思い、夜中毛布を犬小屋の中に敷いてやったら、次の朝 真っ白い雪の上に虚しく広がっていた毛布。。
餌を与えれば与えるだけ ずっと食い続けていたジャッキー。
家族が見ている目の前で走って逃げ出し、すぐの曲がり角で車にひかれ、
それでも駆けていった不死身のジャッキー。
思わず家族で顔を見合わせ「今 ひかれたよね?」「うん、ひかれた。吹っ飛んでた。」「あの、軽やかに走ってるの、ジャッキーだよね?」「うん。」と確認しあったっけ。
一昨年
オレが沖縄にいるときに 死んじゃった。
全然 実感が沸かなくて、 実家に帰ってジャッキーのいない庭を見ても
アネキが飾ったジャッキーの写真を見ても
なんも 感じなかった。
薄情なんかな? オレ。。
ただ 時々こうして 思い出したときに
人に 自慢したくてしたくてたまらなくなっちゃうぐらい いい気分にさせてくれるんだ。
ありがとうな
ジャッキー
スタッフ:あつし